社内SE必要スキルマニュアル-ほ~げの備忘録-

30代から社会人を目指して、なんだかんだ社内SEになれた人の備忘録と情報共有のブログです。これから社内SEになろうとしている人の助けになったりするといいなと思っています。

【トラブルシューティング】PCをトラブルシューティングしつつ起動する方法

みなさんこんにちは!

 

しばらくGP関連の記事が続きましたので、本日はWindowsのPC関連のお話です。

社内SEなら絶対遭遇するお仕事のひとつに、動きがおかしくなったPCの調査があります。

今日はそんな動きがおかしいPCの対応に関するお話です。

 

1.起動時にエラーがでる!などの問題はシステム構成ユーティティで対応
2.システム構成ユーティリティとは

1.起動時にエラーがでる!などの問題はシステム構成ユーティティで対応

PCというのはとても繊細なものなので、ある日突然、「PC起動時に変なメッセージがでる!」や「突然PCが再起動した!」というようなことが起きる場合があります。
再起動すれば直るような場合もありますが、事象が繰り返される場合、原因を探る必要が出てきます。

そんな時、役に立つのが、「システム構成ユーティリティ」です。

2.システム構成ユーティリティとは

PCが起動する場合には、裏で色々なプログラムが動いていますが、PCが動く最小限のシステムだけで起動させる「クリーンブート」や現在有効になっているサービスをひとつずつOFFする機能など、原因究明に役立つツールです。

起動はいつものごとく、「Windowsボタン」+「R」でファイル名を指定して実行で、「msconfig」と入力します。

すると、以下の画面がでてきます。
「全般」タブでおおまかな起動方法を指定したり、Windows標準の診断ツールを使った再起動を指定できます。

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「ブート」タブでは、もっと詳細なPC起動時の設定を指定できます。

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「サービス」タブでは、現在有効になっているサービスの一覧が表示されるので、怪しいものから順次オフにしていくことで、問題の原因を特定できるようになっています。

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起動時にキーを押すことでクリーンブートしたりすることもできるんですが、WindowsPCのブート機能って、メーカーによってどのキーで動作がするか若干違っていたりするので、調べるのが大変なんですよね。

その点、OSさえ起動していれば、上記の方法で色々指定して原因を探れるので、問題解決にはとても役に立つツールだと思います。